こんにちは!
工場の鈴木です。

今回はオリジナルプリントの
現在に至るまでの説明をしたいと思います!

古くは木版・・・
余り昔過ぎると話も長くなるので・・・
簡単にしましょう。

本来のプリント加工は実に幅広く、
未だに可能性が見え隠れする加工手法です。

そもそも国内では捺染と言う手法で
繊維に模様を付けたり柄を表現してきましたが、
現在では水性ラバーが開発されたことにより、
さまざまな可能性が増えました。

弊社も以前までは
アパレル製品の製作を手掛けてきましたので、
その時代に合った特殊プリントを色々と提案したり、
同業者より目新しい加工方法の
研究を楽しんでいた時代もありました。

しかし徐々に時代の流れと共に、
コストの安い海外生産に移行していき・・・

今から15年前を境に加工依頼の減少、
加工現場で働く人の高齢化の影響もあり
連鎖的にプリント加工業を廃業される同業者様が増加し、
全盛期の3分の1になったように思います。

今まで裏方として加工をしてきたプリント屋さんが
生き残りを賭け積極的に一般のお客様を獲得する為に
前面に露出するようになり、ネット上では日に日に競争が
過熱し地域によっては実店舗を多店舗展開する者、
また見せ方・販売方法を変えて他店との差別化を図る者と、
ここ数年でプリント業界はかなり変化し、
ある意味世の中にも認知されてきています。

実際は、
ここが安い…
信頼できる…
無理を聞いてくれると、選ぶ基準はさまざま!?

今一度、過去を振り返り思う事が
物作りの楽しさを考え!
本質的に今、何を求められてるか!

を胸に今後もさまざまなお客様の想いを
形にして届ける決意をした今日この頃でした。

 

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